悠歩快走録☆3

悠々と歩み、快く走りたい

高尾山を守りたい!

高尾山の話の続き。
「天狗トレイル」の帰りのバスの中から、圏央道建設現場を見た。写真を撮れなかったが、高尾山の麓を流れる南浅川の縁近くまで、鉄骨を組んだやぐらが作られていた。
天狗トレイル主催の「虔十の会」の人が、「もう高尾山を削り始めようとしている」と語っていたが、まさに今にもトンネルを掘り始めてしまいそうに見える。
実際には、まだ買収されていない土地が多いが、拱手傍観していたら、強制収用なんてことをしかねない。実際、圏央道はなかなか買収に応じなかった人の土地が強制収用されて、ついに裏高尾まで貫通してしまった。

その、すでに貫通してしまった、高尾山の北にある八王子城跡トンネルの工事では、滝が涸れてしまっている。これについては「天狗裁判」で争われているが、止水工事によって少しは回復したものの、完全に回復するという見通しはない、という(高尾山の自然をまもる市民の会のHPによる)。

水が涸れ、水量が減れば、間違いなく生態系は変化する。高尾山を覆う自然林にも変化が出てくるだろう。
昔から聖域として、伐採・植林もせず自然林が守られてきた、周囲にはない奇跡的な山だ。
ここに穴を開けて水を抜くような仕業は、暴挙、愚挙と言って言い過ぎではないだろう。

高尾山に穴を開けて、中央道と東名の間にバイパスができることによる恩恵と、自然が永久に守られることによる恩恵とを、秤にかけてみればいかがか。
経済効果とともによく言われることが、渋滞解消によって大気汚染が改善される、ということだが、大気汚染が拡散されるだけではないか! ...と思うのだがいかがか。

私は今はほとんど何もお手伝いできないが、署名に応じたし、「天狗のパレード」にも参加したことがある。
今はせいぜいこういう場で、関心をもってもらいたいと広めることが私のとりあえずできること。

●リンク
虔十の会:天狗トレイルの主催団体。「文武両道のエコロジー運動」!
高尾山の自然をまもる市民の会:「高尾山にトンネルを掘らせない」100万人署名、「高尾山天狗裁判」裁判所宛て要請署名を受付中。
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