悠歩快走録☆3

悠々と歩み、快く走りたい

帰宅走 山時鳥 初松魚

お仕事の日。海と小高い山に囲まれたところにいるのに、ほとんど外に出られない。
昼のわずかな時間、ちょっとだけ海岸に出たら、7月の初めくらいかと思われる暑さ。
空の色は濁っている。黄砂のせいか?

6時過ぎ、帰宅ランに出発。
狭い海岸通りは遊び帰りの車が列をなし、走りにくいが、足取りは重くはない。
月曜日以来のランニングだが、5日もブランクがあると足がウズウズしてきてしょーがない。

今回も「赤井温泉コース」。
夏に向かって日が伸びていて、ちょうど7時くらいに通る灯りのない峠道も薄明るい。
明るいといろいろ発見がある。
Z高校の向かいに町工場が4軒並んでいて、どの工場も「製作所」を名乗っている。
何を製作しているのかわからないが、金属系らしいことは、金屑の入ったドラム缶があることでわかる。4軒とも旋盤で「しのぎを削って」いるものと思われる。考察終わり。

峠はZ市とY市の境である。で、Y市の橋を越えるとX市だったり・・・するわけはない。
だいたい、Z市もY市も実在の市名を略しているが、X市ってなんだよ?と自分でツッコミ。
ちなみに、「Y市の橋」は、松本竣介の絵のタイトル。Y市に実在する橋をモチーフにしている。20年くらい前までは、竣介の絵のイメージぴったりの橋だった。

なんだか今日は走りながらいろいろ見たりつまらないことを考えたりしていたな。

そういえば、峠道では、森からホトトギスの声が聞こえた。今年初めて聞いた。
こうなったら今夜は鰹を食うしかない、と即決した。

そういえばZ市はホトトギス(不如帰)と関係が深いところ。
ホトトギスという鳥の名の漢字表記はなんだかいろいろあるようだ。
時鳥、杜鵑、不如帰、子規、杜宇、蜀魂、田鵑・・・
植物のホトトギスは「時鳥草」「杜鵑草」「油点草」の文字を当てるとのこと。
上記は『大辞林 第二版』ネット版による。

鰹(松魚)のことや
目には青葉 山時鳥 初松魚
という俳句についても蘊蓄を傾けなければならないような気がしてきたが、トリアエズ、鳥好きな私ゆえ、トリイソギ、鳥のことだけ、傾けてみた。

お風呂お風呂!
赤井温泉の黒い湯と水風呂につかって、今週の締め!
仕事のことは、転勤以来の正念場になってきたようだ。私の能力が問われる。
・・・そんなことは今夜と明日は忘れる! リフレッシュ!

駅近くの魚料理の専門店へ。高そうに思われるかもしれないが、ふつうの定食屋だ。もしかしてチェーン店?
鰹のたたきが食いたかったが、刺し身の定食しかなかった。
刺し身はあまり旨いとは言えなかった。ここは焼き魚を売りにしているらしいが。
それでも、まあ一応「縁起物」ということで。
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