悠歩快走録☆3

悠々と歩み、快く走りたい

箱根トレイルレースにコース変更要望が...

今度の日曜日、5月27日は「エンデュランスランOSJハコネ50K」だ。
私は参加してみたいと思っていたが、勤務日になり断念。
箱根外輪山、芦ノ湖畔、箱根火山の中央火口丘の50kmを駆けるという大会。

ところが大会2日前の今日、地元の環境保護団体から、コースについてクレームがついたそうだ。(参照:神奈川新聞の記事

コースのうち、外輪山の金時山と、中央火口丘群のひとつ神山付近の山稜が、国立公園の特別保護地区になっており、1500人がそこを走り抜けたあとに、植生がダメージを受けることを懸念している、ということのようだ。
主催者は、自然保護に違反する行為を失格要件にするそうだが。
「自然保護」についての考え方の相違、ボタンの掛け違い、という気もするが、私は基本的に、このクレームに賛同する。

特別保護地区でなくても、たとえば丹沢の大倉尾根に端的にみられるように、「オーバーユース」による植生荒廃は首都圏の山では問題だ。
そういう意味で、私は「山耐」などの山岳レースが増えていること、エントリー数も増加していることに問題を感じている。

中高年を中心に登山者が増え、加えてトレイルランのブームである。

「山耐」のあとに主催する山岳会の方たちがコースの清掃をされているそうだが、植生の回復までは手が出ないだろう。
丹沢大倉尾根は、多くのボランティアも参加して植生回復活動が行われているが、回復にはとてつもない年月が必要なようだ。

私がオリエンテーリングから「足を洗った」理由の一つは、里山を荒らすことにいたたまれなくなったことだった(地図調査作成や大会運営に時間をとられるのが最大の理由だが)。
実際、山の地主や、自然観察指導員からクレームをつけられたこともある。
そういう私は罪滅ぼしでもないが、里山の雑木林の下草刈りや、田んぼづくりの活動に参加していた。このあたりの自己矛盾に耐えられなくなっていたかも・・・

たしかに山を走るのは気分がいい。大自然に溶け込む快感だと思う。しかし大自然を「侵食」することになったら、二度目にそこを訪れた時に悲しくならないか。


以上書いたことは、トレイルランのブームへの批判ととらえられるだろうが、ハコネに参加する人たちや主催者を責めはしない。私も参加しようと思っていたし。
ただ、山を走る人たちやレースの主催者に、少し意識を持ってもらえたら、と思う。
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