深川丼〜現代美術〜水面(2) |
|
2006-05-04 Thu 21:36
(1)<<(2)>>(3)
![]() ◎見応えあった「カルティエ現代美術財団コレクション展」◎ 現代美術館での「お目当て」は常設展の特集展示だったのですが、特別展もおもしろそうだったので、1500円出して両方見ることにしました。 「カルティエ」って何か高級ブランドだったっけ...(何の?) ファッションブランドとやらには疎い私です。うかつにも知らなかったのですが、「カルティエ」は世界の美術界のパトロンでもあるようです。今回の展示では31人の、世界のさまざまな地域の作家が紹介されています。なかでも印象に残った作品を紹介します。 【立体】 (1)ライザ・ルー(Lisa Lou)の「裏庭」。人のいないガーデンパーティ。倒れた缶ビールからビールがこぼれている。花には蜂がとまっている。バーベキューのコンロでは炭が赤くなっている。・・・そんな風景を表した巨大な(実物大の)箱庭なのですが、なんとすべてビーズで覆われているのです。キラキラしています。その細かさに圧倒されます! (2)ロン・ミュエク(Ron Mueck)。ガリバー旅行記の巨人国のベッド? 女性が寝ています。この女性の肌がとてもリアルです。肌の色、透けて見える血管、腕の付け根あたりの小じわ・・・ あまりの生々しさと大きさに開いた口がふさがりません! (3)デニス・オッペンハイム(Dennis Oppenheim)の「テーブル・ピース」。展示室を意味不明の声が飛び交っています。展示室中央に置かれた細長いテーブル(長さ20mくらい?)、その両端にマイクを前に口を動かしている人形がいます。人間のコミュニケーションへの痛烈な皮肉を感じます。 (4)サラ・ジー(Sarah Sze)の「立ち上がるものはすべて収斂する」。吹き抜けの高さと空間を活用した蔓植物のような立体作品。電源ケーブルを蔓にして、電気部品や100円ショップで売っているようなプラスティック製品をちりばめた、とてもチープだけどナチュラルな感じで、力が入っていないようでその仕事の細かさをも感じさせる、とても魅力的な作品でした。 【平面】 (1)ヴィヤ・ツェルミンシュ(Vija Celmins)。ミュエクの「イン・ベッド」の傍らでひっそりと展示されている平面と立体。平面は、満天の星空を描いた絵。なかなか味わい深いです。立体は、ほんものそっくりの石。こちらは感じるものがありませんでしたが、星空の絵に惹かれたので紹介。 (2)松井えり菜 「えびちり大好き!」「宇宙」。日本人作家は3人が選ばれていますが、現役美術学生の松井さんがよかった。村上隆らがやっている"GEISAI"で見いだされたようです。自画像?を中心に、食べ物や生き物などのキッチュな落書き風の絵が描き込まれた油彩2点。「えびちり大好き!」の絵の前、床にはえびちりの模型(だと思うのだけど、監視員が近くにいて近づいて見られず)が置いてありました。 【映像】 (1)アルタヴァスト・ペレシャン(Artavazd Pelechian) 「我々の世紀」。エイゼンシュテイン(『戦艦ポチョムキン』)を思い起こさせる、カットの多いモノクロの映像。ロケットの発射、空中に放り出される飛行士、爆発の火、煙、キノコ雲、飛行士の不安な表情・・・ ナレーションはなく、クラシカルな音楽が終始流れます。ソクーロフの、武満徹やベートーベンの音楽に乗せて戦場の兵士を淡々と描いた映画『精神(こころ)の声』を思い出します。30分間、緊張感にあふれていて、ついつい見入ってしまいました。 (2)レイモン・ドゥパルドン(Raymond Depardon)。アマゾンの先住民族、男たちの狩りと儀式の様子を映す32分の映像。説明は一切ありません。弓矢を使っての狩り。裸の男たち5、6人が無言で、協力しあって獲物を狙います。映像では収穫なし。儀式はとても不思議です。粉(麻薬?)を鼻で勢い良く吸う男。一瞬険しい表情、その後安らいだような顔に。筒を使って、隣の男に粉を吹きつけるようなこともします。これでトランス状態になるのでしょうか。女子どもはハンモックで寝そべったりして見守っているのだかいないのだか。サッカーをする子どもたちも出てきます。さすがブラジルです。奥地でもサッカーです。まあともかく、説明がないだけ臨場感にあふれた記録映像でした。 (3)トニー・アウスラー(Tony Oursler)の「ミラー・メイズ」。眼の映像が映し出された10個の大きな球体が、暗い展示室に並びます。迷路のような球体の間を歩いて見ます。ちょっと不気味ですが、眼に重なるように水の流れや風にそよぐ木々、鳥の民俗画などの映像が流れます。ドゥパルドンの映像も含めて、カルティエ・コレクションは、いわゆる「第三世界」の民俗や芸術への「眼」を感じます。 ついでのつもりが、余りにも見応えがあったので、しっかりと見てしまいました! 常設展示(MOTコレクション)については、次回に譲ります。 |
つつじの岡めざして、渡良瀬川堤をマラニック |
|
2006-05-04 Thu 14:08
5連休の初日、マラニックの会の月例会で栃木県の藤岡町(東武日光線藤岡駅)から渡良瀬川沿いに館林のつつじが岡公園までマラニックしました。参加者10人。全行程約15km。
![]() 渡良瀬川サイクリングコースを上流に向けて2km行くと、河川敷にグライダーの飛行場がありました。ここで「お昼」。写真では小さくてよく見えませんが、右の方の中空に、軽飛行機に引っ張られて上昇するグライダーが。 ![]() 空を飛び回るグライダー、カワウの群れ、ヒバリやオオヨシキリのさえずる声・・・ そんな広い空の下を10kmほどそれぞれのペースで走りました。 川を離れて、田んぼや麦畑の中のまっすぐな道を、つつじが岡公園に向かいました。 相当な混雑を覚悟していましたが、そこそこの人出。5連休の初日ですから、人出が分散しているのかもしれません。つつじの花は木によって盛りを過ぎたものあれば、まだこれからというものもあり。 ![]() ![]() ![]() ![]() 古木、大きな木が多いのは日本一のつつじの園を自認するだけあります。園内、つつじの木の下をくぐるトンネルもあります。裏から花を撮ってみました。なかなかこういうつつじを見ることはできませんね。 ![]() 公園にある、デジタル時計噴水。6の数字がちょっと欠けていますが・・・ ![]() 田山花袋の旧居や繊維会社の事務所だった西洋館を見学して、市内の銭湯へ。館林の銭湯は今や2軒だけだそうです。「松の湯」はこじんまりとしたお風呂屋さんでした。 ![]() 東武鉄道館林駅は昭和初期の駅舎を保存しています。「関東の駅百選」の一つだそうです。 にぎわっていたつつじが岡公園と違って館林市内は人が少なく、商店街はひっそりとしていました。ほとんど車や駅からのバスで公園まで直行してしまうのですね。駅と公園との間2kmほどの町並みに散策したくなる魅力が乏しいような気もします。 駅の近くにある焼鳥屋さんで打ち上げ。大ジョッキを注文すると「大ジョッキはすごく大きいですよ。それに3つしかないですよ」と店のおばさん。「じゃあ大3つ、中7つ!」と代表。中ジョッキが普通の大ジョッキの大きさでした。大ジョッキはほとんど「ピッチャー」! 焼き鳥にかぼちゃコロッケ、石焼きそばめしなどで、それにここには書けないお話などもたくさんあって、身も心も「お腹いっぱい」! |
|
| 悠歩快走録☆3 |
|










