湖国の城下町をポタリング21km |
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2008-03-21 Fri 22:53
今日は休みをいただいた。明日明後日は指定休日で、月曜は定休日なので、5連休にしてしまった! 「春休み」♪
昨日、ワケあって(ワケはワタリドリさんが書く予定)、滋賀県近江八幡市へ出かけた。1泊して今日帰ってきたが、今日は朝からレンタサイクルを借りて、近江八幡の旧市街地の古い街並みや、琵琶湖岸、西の湖(にしのこ)の水郷を周遊。 距離をジョギングシミュレータで測ったら、ハーフマラソンくらいの距離だった。あちこち観ながら(ロープウェイで城跡の山に上ったりもして)、「ハーフ」の距離を4時間かけて自転車で巡った。 ![]() 雨上がり、青空になったが、風が強かった。琵琶湖の対岸を通るJR湖西線は強風のため運転を見合わせていた。 市街地を抜けて、水田地帯を琵琶湖岸へ向かったが、猛烈な向かい風で、何度か自転車を押して歩いた。 雪を被った比良山系を望む湖岸。風波強く、波しぶき。 水は濁っていた。 ![]() 山かげでやっと風が弱まり、水郷地帯へ行く。 水郷めぐりの船着き場はどこも閑散としていたが、一艘だけ周航していた。 ![]() 広大な葦原のある水郷地帯、枯れた葦を干してヨシズにするようだ。 ![]() 古い街並み。ここは商人町だったところ。電線を地下に隠している。 ![]() 近江八幡という町は、秀吉の甥で、秀吉の陰謀で自害させられた悲劇の武将・豊臣秀次が開き、明治時代に渡来したキリスト教伝道者で起業家で建築家のヴォーリズによって育まれ、汚染を憂えた無名の市民たちの掘割復活によって再生されたところだ。 そういう近江八幡に以前から興味があったが、ワケあって行く機会ができて、昨日も含めて堪能することができた。 この時期は、実はこの街の二つの大きなお祭り(3月中旬の「左義長祭」と4月中旬の「八幡祭り」)の狭間にあたっていて、しかも祝日の翌日で、資料館などが休館で、ワケあって行ったところ以外はちょっと寂しかった。まあしかし、十分にこの街の魅力を堪能できた。 なお、携帯(携帯電話付きデジカメ)はもっぱら写真撮影に使用。 さらにくわしい写真付きレポートは、繰り返すが、ワタリドリさんが書く予定! |
水と生きる、人間はむかしから |
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2007-08-13 Mon 22:11
世間はいわゆる「お盆休み」。私は2週に一度の3連休の最終日。
一昨日は映画づくり教室、昨日はだらだら走ってだらだら昼寝、そして今日は・・・ いい加減な部屋掃除をしてから、六本木に「避暑」に出かけた。 サントリー美術館の東京ミッドタウン開館記念展第二弾「水と生きる」を観に。 まるでサントリーの企業宣伝のような(実際そうだけど)テーマだが、水と生きた近世以前の人々の芸術作品を集めている。 水景を描いた広重の「東海道五十三次」、英一蝶や久隅守景の屏風絵、主に肥前鍋島藩窯の陶芸、染織や漆芸、彫金、薩摩切子の硝子など。 日本人の水についての感覚は、たぶん独特なのだろうと思う。 たとえば、朝露。 蒔絵の器に光る露。こういう表現は、たぶん日本の近世独特のものだろうと思った。 図録やチケットに図柄が使われている、円山応挙の「青楓瀑布図」は素晴らしかった。 流れ落ちる滝は控えめな墨の線で表現され、滝壺の流れと飛沫は、近世画らしい躍動的な姿。 滝の前面に青葉の楓の枝が伸びている。 とても爽やかだし、何より観ていると、滝の音を感じる。 陳腐な感想かもしれないが、本当に、音が聴こえる絵だ。 猛暑日の避暑にはうってつけの涼しげな展覧会だった。陳腐な感想だな。 六本木に行ったついでに、昨日『夢の扉』で観た、ミストシャワーを体感しに、ヒルズまで行った。 ![]() オープンドアの場所だが、確かに若干涼しい。 涼んでいる人たちが多かった。 水を讚えた昔の人々の心が、水を粗末に扱った時代を経て、いまよみがえってきた感じだ。 |
旅日記・塩田平アートツアー篇その1 |
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2007-08-13 Mon 22:09
もう2週間以上も前のことを「旅日記」として書くのも間抜けなことだが、日々流されて生きているので、こうなってしまった。
言い訳はともかく、7月27日の旅の空のことである。 別所温泉駅から「電車存続期成同盟」の無料貸自転車を借りて、初めに前山寺を観た、というところは前回の「旅日記」を参照されたい。 その前山寺の参道の傍らに、「信濃デッサン館」がある。 窪島誠一郎さんの個人コレクションを展示するギャラリーである。 この周辺に点在する「槐多庵」「無言館」も窪島さんが集めた絵画を展示している。 ![]() 山小屋風の建物。館内も心なしか木の香りでさわやかだ。 村山槐多、関根正二、靉光、松本竣介、野田英夫らのデッサン、スケッチが観られる。 とくに最初のコーナーにある夭折の天才・槐多の作品群に圧倒された。 ともかく槐多は情熱的だ。燃えて燃えて若くして燃え尽きた。 (絵描きになるのを親に反対されたことからの反抗心もあっただろう。なお、22歳で肺結核で亡くなっている) 男女問わず恋し、失恋した。 とくにどっきりさせられるのは、斜め後ろから捉えた姿を描いた少年像。この年下の「美少年」に対しては「恋文」も遺している。展示されていた。 槐多の他の作家たちも、多くは若死にした人たちだ。 槐多と関根正二は、10代の頃にこの信濃路を彷徨していたそうである。 遺されるべきところに作品が遺された。 槐多の、小便をする仏の絵や、松本竣介の描いた少女像などに、ちょっと眼をひかれた。 デッサン館には明るい喫茶室とテラスがあって、なかなか雰囲気がよい。 ![]() デッサン館を出て、塩田平の水田地帯と向かいの山々を見渡す道をほんの少し歩くと、アネックスギャラリー「槐多庵」がある。 前面を錆の出た鉄板で覆った外観。狭い入り口を入ると、中はやはり山小屋風の吹き抜けで、吊り階段が階下と2階の展示室をつないでいる。 ここには村山槐多の作品が集められているのかと思ったらさにあらず、現在活躍中の作家の作品が展示されていた。 (つづく) |
旅日記・上田〜塩田平篇その2 自転車でGO! to 「信州の鎌倉」 |
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2007-08-06 Mon 12:59
7月27日、上田から「丸窓電車」に乗って別所温泉駅で下車。
駅の裏の窓口でノートに名前と連絡先を書いて、無料の貸自転車を借りる。午後5時までに返せばよい。 ![]() 自転車には「別所線電車存続期成同盟会」のシールが貼ってある。思わずこぶしを握りしめて「別所線を残そう!」とシュプレヒコールしたくなる? ![]() 自転車でめぐったコース。けっこうアップダウンがあり、3段変速の自転車ではちょっときついところがあった。もちろん下りは楽々! 全行程約14km。 交通量の少ない、田んぼの中の県道を上田方面へ。地図を見ず、標識を頼りに行ったら、標識が乱立気味でどこから入ればよいか少し迷った。2万5千分の1地図を取り出して、地図を読みながら進む。 ![]() しずかな山すその集落のなかを進み、前山寺(ぜんさんじ)へ。重要文化財の三重の塔がある真言宗の古刹。開創は奈良時代だが、鎌倉時代に再興されたようだ。くわしくは前山寺縁起を参照されたい。 この周辺は鎌倉北条氏が支配していた時に栄えたところで、「信州の鎌倉」と呼ばれる由縁だ。 ![]() ![]() 三重の塔の前にある黄色い花は「モクゲンジ」という。三重の塔それ自体も美しいが、まさに「花」を添えている。 ![]() ヤマユリも咲いていた。 このあと前山寺の傍らにある「信濃デッサン館」と「槐多庵」「無言館」と、深い絵の世界に沈潜した(!)が、これについては別の記事にする。 丘の上の「無言館」を出て、コジャレたレストランでパスタの昼食とシャレこみ(似合わねえ!)、「信州の鎌倉」古跡巡りに戻る。 ![]() 中世の山城跡。相当大規模な城砦だったようだが、武田氏の滅亡とともに廃城となって埋もれてしまったという。くわしくはこちら(上田市文化財マップ)へ。 周辺にアジサイが植えられている。アジサイの小道という遊歩道が続いている。 ![]() 曹洞宗の禅寺「龍光院」は山門をくぐると、生け垣の間にゆるやかな石段が続いている。自転車を置いて登って行った。行き着いた先は、改築されて新しい風情のお寺だったが、一応お参りさせていただいた。 ![]() 小さなため池「塩野池」の畔を通り、再び真言宗の寺院「中禅寺」へ。 ここには重要文化財の薬師堂がある。 方形の屋根が美しい。現存する中部地方最古の建築物だそうである。こちら参照。 さすがに重文をもつお寺は拝観料をお取りになる。前山寺も。 中禅寺の茶店でそば茶を無料でいただく。熱いが、汗をかいた身体にはありがたい。 長い坂道を自転車で気持ちよく下り、別所温泉へ戻る。 ![]() 途中に木造校舎があった。近くのバス停の名は「小学校跡」。かつては「小学校前」だったのだろう。 写真を撮りに校庭に入ったら、中学生か高校生がサッカーの練習をしていた。 Google Mapには「さくら国際高校」とある。 「さくら国際高校」は「教育特区」による私立(株式会社立)通信制高校だそうだ(同校のHPによる)。廃校になった小学校の跡をそのまま利用しているようである。サッカーをしていたのはこの高校の生徒だろうか。 ![]() 塩田平にはため池が多い。全国平均の半分程度の年間降水量なので、江戸時代を中心にため池が多くつくられたそうだ。 さくら国際高校の近くにあるこの美しい池は「舌喰池(したくいいけ)」という恐ろしい名。 由来がこちら(長野県農政部の公式サイト)に出ている。やはり恐ろしいお話だ。 地元の方々が整備に取り組まれていて、とてもさわやかな環境になっているが、蓮が増え過ぎて困っているようだ。 小さなカイツブリがたくさんいた。 姨捨といい、舌喰池といい、美しいが恐ろしげな伝説を秘めた場所に今回の旅ではよく出会う。 別所温泉街の坂道を自転車を押して登って行く。団体ツアー客がぞろぞろ歩いていた。 ![]() 別所にある二大寺院の一つ「安楽寺」には国宝の「八角三重塔」がある。 鎌倉時代末期に建立された禅宗様式の三重の塔。裳階があって、四重に見える。 塔の傍らに「塔は上から見下げるものではありません」とたしなめるように書かれた看板があった。山腹の墓地に続く道があって、関係者以外立入禁止なのだが、塔を上から見たいと思って無断で立ち入る人がいるからのようだ。八角形の姿を上から見てみたいと思う人もいるのだろう。 しかし、やはり見上げてこそ美しいのだと思う。 ![]() もう一つの寺院「常楽寺」は天台宗のお寺で、温泉町の中にある「北向観音」の本坊。 重文の石造多宝塔がある。上の写真。これぞ「信州の鎌倉」の姿。 ヒグラシの声にニイニイゼミのバックコーラス。これなんて言う蝉? クマゼミ?なんてとんちんかんなことを言っているオバさまたちがいらした。よほどの都会暮らしなのか。 行かなかった「北向観音」は厄除けの観音様で、本堂が北に向いているからそう呼ぶ。南向きの長野の善光寺とともにお参りすれば完璧な「厄除け」になるそうな。私はどちらもお参りしていない。 ![]() 別所温泉には四つの共同浴場(こちら参照)があり、どこも150円で入浴できるが、私は「大湯」に入った。 硫黄温泉の少し白濁した湯。少し熱めだったが、ちょっと狭い露天風呂の湯はぬるめでほてった身体にはうれしかった。 別所温泉駅までの下り道、自転車に乗って、涼風を身体いっぱいに受けて、湯上がりの身体が大喜びだった♪ 別所線の「丸窓」ではないふつうのステンレスカーに乗り、自転車で巡った塩田平の風景を、思い出をかみしめながら見て、上田に戻る。 新幹線では、おやきをつまみにビールを飲む。東京まで1時間半。通勤時間と一緒じゃないか! あっけない旅の幕切れだったが、記憶はたっぷりぎっしり。よい旅であった! 旅日記はさらに、感動の塩田平アートツアーの記録に続く! |
旅日記・上田〜塩田平篇その1 丸窓電車でGO! |
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2007-08-03 Fri 23:22
7月27日の上田は朝から青空。結構さわやかだ。
朝食は和食にした。二日ぶりの納豆。納豆さえあれば何も言うことがない私は、そのほかのメニューを覚えていない! 魚はあったっけ? 前夜は上田の居酒屋で、鰯を食べた。気さくなママさんに生ビールを頼んだら、「今鰯の梅煮つくっていますけど、いかがですか」と言うので、すぐに注文。もちろん、とても旨かった。 信州で鰯とは・・・ あと、豆腐サラダも頼んだが、この豆腐がとてもクリーミーで、これまで食べたことのない食感。 大満足だった。 上田駅はJR東日本長野新幹線、第3セクターの「しなの鉄道」、そして「上田電鉄別所線」が乗り入れるターミナル駅である。 まだ新幹線がなく、しなの鉄道も「国鉄」信越本線で、上田電鉄も「上田丸子電鉄」だった時に来たことがあったが、線路は平面にあったと記憶する。 新幹線はもちろん高架。しなの鉄道は平面だが、上田電鉄も高架の駅になっていた。 別所線の上田駅にはなんだか時代がかった行進曲風の音楽がエンドレスで流れていた。 歌もついていたので、よくよく聴けば、これぞ長野県民歌「信濃の国」なのだった! 私は初めて聴いた。 別所線は「丸窓」を売り物にしている。 ![]() 高架になった駅が「丸窓」。 ![]() 電車も「丸窓」。(前面中央のドアの窓から「丸窓」が見える) ![]() ![]() 元祖「丸窓電車」というのがあって、これは別所温泉駅に「いまは、もう、うごかない、このでーんーしゃー♪」と歌いたくなるような姿で、鎮座ましましている。実際、いまは、もう、動かないらしい。 現役の「丸窓電車」はもと東急の東横線や大井町線などを走っていたステンレス電車(7200系)だ。ステンレスむきだしの電車だったが、上田電鉄伝統のカラーリングに。さらに四角い窓をわざわざ丸くしている。 ![]() ![]() 丸い車窓から、塩田平の田園風景。 ![]() 上田から終着駅別所温泉まで、30分足らず。 別所温泉ステーションはこんなモダンかつクラシカルな姿。 途中駅に「大学前」というのがあり、私立の「長野大学」と「上田女子短大」が近くにあって、学生が結構乗っていた。 上田電鉄のホームページを見ると、経営は苦しそうだが、いろいろと努力して、この地域の公共の「足」を存続させようとしているようだ。 別所温泉駅から「別所線電車存続期成同盟」の無料貸自転車で塩田平めぐりである。 メインは「信濃デッサン館」と「無言館」。そして別所の共同浴場で入浴♨ 旅日記はまだまだ続く! |





























